ルナネストでは、総合的な支援を行うために、
5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)
との関連性を重視した支援を行っています。
本ページでは、支援の見える化のために
支援プログラムの公表を行っています。
基本情報
法人/事業所理念
法人理念:自信をもって社会に出られる力を、子どもたちに。
事業所理念:コミュニケーション×自立支援で未来を作る
支援方針
◆子どもは子どもたちの中で育ちます。子どもたちが、自分たち同士で「関われる」「遊べる」ことを目指します。
◆得意も苦手も、子どもによって違います。ひとりひとりをしっかりと見つめ、その子にあった手段で克服できるように支援します。
◆社会では「人に伝える」ことが大切です。嬉しい事・悲しい事・困ったこと、を自分から発信できるような関りをします。
営業日・営業時間
平日(月~金)13時から18時まで
学校休校日(祝日・長期休暇)9時から17時まで
送迎
送迎実施あり(時間、頻度は応相談)
送迎範囲:館林市内(市街は応相談)
5領域に基づいた本人支援の内容
健康・生活
主な支援内容
【健康状態の把握・健康管理】
来所後子ども自身が検温を行い、指導員に報告をします。自らの健康状態を把握するともに、指導員への報告を習慣づけることで、体調不良時などの援助要求が出来るように支援を行っています。
【基本的生活スキルの獲得】
掃除やお皿洗い、調理などの家事について、イベントや学びの時間で経験できる機会を作っています。楽しみながら家事に取り組めるように、ゲーム性を持たせるなど工夫をしています。
運動・感覚
主な支援内容
【姿勢と運動・動作の向上】
毎月行われる運動イベントや、長期休みの運動を通して、日常生活に必要な動作・姿勢の保持の基本となる筋力や運動能力の向上を図ります。
【保有する感覚の総合的な活用】
ダンスや食べ物イベントなどを通して、聴覚・視覚・触覚・味覚などの様々な感覚を使う機会を用意しています。その中で、感じたことを言語化したり、行動として他者に伝えるなどの活動をすることで、インプット・アウトプットの能力を育んでいます。
認知・行動
主な支援内容
【空間・時間、数等の概念形成の習得】
宿題・遊びなど活動に応じて空間を分ける、時間割で活動内容を区切るなどを通して、空間や時間の概念形成が出来るような支援を行います。
【対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得】
指導員によるロールプレイングを通して、適切な行動や不適切な行動を客観的に認知し、自分だったらどのように行動したらいいかを考える支援を行っています。また、集団遊びなどの機会の中で、適切な行動はほめて強化し、不適切な行動には声掛けで消去するなどして、適切な認知と行動が出来るように支援しています。
言語・コミュニケーション
主な支援内容
【言語の受容及び表出】
「学びの時間」の中で、自分の意見を表出したり、話し合いの中で他者の話を聞く機会を沢山用意しています。楽しくゲームをする中で、自然に表出をしたり、困った時に助けを求めたりなど、生活場面で使えるコミュニケーションスキルを身に付けます。
【コミュニケーションの基礎的能力の向上】
意見や感情の表出、他者の意見の受容、遊びの誘い方やリアクション、交渉の仕方など、様々なコミュニケーションが必要な活動を行っています。指導員の支援をもとにコミュニケーションの成功体験を積むことで、ルナネストの外に出ても他人と関われるような力を育みます。
人間関係・社会性
主な支援内容
【一人遊びから協同遊びへの支援】【集団への参加への支援】
学びの時間や余暇時間を通して、子どもたちが遊びながら成長できるような支援を行っています。学びの時間の中で、色々なおもちゃや遊びを全員で行い、遊び方を学んだり「楽しかった!」という成功体験を積むことで、協同遊びへの意欲を高めます。余暇時間は、子どもたちの自由な意思を尊重しながらも、他者と遊べるように指導員が一緒に遊ぶなどして、遊びの輪を広げる支援を行っています。
家族支援
主な支援内容
【電話・面談による相談支援】
定期的に支援の方針を相談する面談を行っています。また、追加の面談を毎月申し込めるようにしており、ご家庭でのお悩みなど保護者様のお困りについても相談をしていただけます。
移行支援
主な支援内容
【必要に応じた情報共有】
保護者様やご本人の希望に応じて、書面などで学校と情報共有を行い、ルナネストの外でも「できる」ような支援を行っています。
地域支援・地域連携
【必要に応じた情報共有】
保護者様やご本人の希望に応じて、相談支援員などの関係機関との情報共有や、必要に応じた連携支援を行っています。
職員の質の向上に資する取り組み
【毎日の振り返りと支援の改善】
毎日午前中に、前日の支援の振り返りを行います。その中で、お子様との関わり方や考え方について話し合いを行い、職員の支援力を向上させていきます。また、その記録をしっかりと残すことによって、同じようなケースがあった場合の対応力を上げるなど、未来を視野に入れた振り返りを行っています。
【社内研修の実施】
月に1度、心理学や教育についての研修を行っています。基礎的な知識をつけることと、それを支援でどのように生かすことが出来るのかを、検討しています。
主な行事等
【「経験」が成長を作る、様々なイベント】
「経験」が「成長」をつくるをモットーに、子どもたちの経験が増えるように様々なイベントを行っています。初めての事にも挑戦するので、成功も失敗もたくさん経験します。その中で、成功する喜びはもちろんのこと、失敗する悔しさとそこから立ち上がる経験をすることで、様々なことへ挑戦する意欲と自信を、子どもたちはつけていきます!!